用語集:か行
外貨準備(foreign currency reserves)
国が保有する対外短期純資産のこと。外貨準備は為替市場への外貨売り介入原資としての役割もある。
外国為替資金証券
円売り介入の資金を調達するときに売却される政府短期証券のこと。
外貨(通貨)建て(receiving quotation)
決済が外貨で行われたこと。価額や価値は外貨で表示されている。
外国為替(foreign exchange)
商品やサービスの輸出入にともない発生する債権・債務を現金輸送することなく、自国通貨と他国通貨を交換決済のこと。
外国為替市場(foreign exchange market)
広義では、銀行等の窓口での対顧客取引(市場)と銀行間(市場)取引のすべてを含めた為替相場を取り決められる場所をさす。しかし、通常は銀行間取引が行われる場を外国為替市場と言う場合が多い。 外国為替市場は株式市場のような取引所はなく、電話や専用回線を通じた取引で市場が成り立っている。
外債(外国債券)
米国債(アメリカ合衆国の国債)は10年以上の長期債を「トレジャリー・ボンド(Treasury Bond)」とか「ボンド(Bond)」と呼ぶ。2年〜5年は「トレジャリー・ノート(Treasury Note)」、それ未満を「トレジャリー・ビル(Treasury Bills)」と呼ぶ。 英国債(イギリスの国債)は「ギルト債(Guilt-edged Bond)」、ドイツ国債は「ブンズ(Bunds)」など各国の国債がある。1999年からヨーロッパで通貨統合が始まり、新通貨「ユーロ」が誕生したことに伴い、「ユーロ債」も取引されるようになった。
介入(intervention)
平衡操作とも呼ばれ外国為替市場に生じた外貨需給のアンバランス状態をバランスさせる方向に為替売買をすること。一国だけの単独介入と複数国で行う協調介入がある。
買い持ち(long position)
売買対象物を買っている状態
カバード・コール(covered call writing)
保有する現物を原資産としてコール・オプションを売ることにより、一定の利益を確保する戦略。
為替差損益
為替相場の変動によって発生した損益。
為替相場決定理論
古典的なものとして、国際貸借説、購買力平価説、為替心理説ある。近年のものとしては弾力性アプローチ、アブソープション・アプローチ、マネタリー・アプローチ、アセット・アプローチがある。
為替ディーラー(foreign exchange dealer)
銀行等のディーリング・ルームで実際に外国為替取引を担当している人。 為替トレーダーも同じ。
為替予約(forward contract)
外貨建て債権の期日にあわせた外貨の先売り
為替率(Exchange rate)
外国通貨の値段。10,000スイス・フランを買い付けるコストが$0.42だとすると、為替率は.4200である。ある通貨は他の通貨よりも早く又は遅く膨張することから、為替率は相対的価値を表して変動する。速く膨張する通 貨は、より多くの通貨が他の通貨と引き換えられることになるから弱くなると言われる。通貨が弱まれば、他国は相対的に強い通貨でもって多く物を購入出来ることから、その国の輸出は促進される。
買われ過ぎ(Overbought)
価格が相対的に急激に上昇。ファンダメンタルでは説明できないほど急激に上昇したマーケットを示す時に用いるテクニカル用語。
機関投資家(Institutional Investor)
生命保険、損害保険、証券会社、投資信託、信託銀行、銀行等、個人や法人企業から預かった資金を運用する企業投資家のこと。
機軸通貨(Key Currency)
各国の中央銀行や政府が外貨準備として保有したり、企業、個人が国際間取引をした時に決済通貨として使用するもの。 現在は米ドルを指す場合が多い。
ギブン(Given)
外国為替市場で取引されているプライスが売られたという意味。
逆ザヤ(Backwardation)
期先より期近が高いこと。
金利裁定(interest arbitrage)
2国間に金利差がある場合、金利の低い国の通貨は売られ金利の高い国の通貨は買われる。金利差分が投資期間の収益になる。先物(フォワード)取引でに金利の高い国の通貨を売ってその金利差を埋める様にする取引。
クーポンレート(coupon rate)
表面利率 債券の額面に対する年あたりの利回り。
クォート(Quote)
レート(建値)を提示すること。建値のこと。
グッド・ティル・キャンセルド(Good till cancelled; GTC)
注文の期限をいつまでも有効にしておくことで、キャンセル(注文取消し)又は成立するまで有効となる。
グランター(Grantor)
ストライク・プライスにて現行先物契約又は商品を買う(プットの場合)又は売る(コールの場合)権利ではなく、義務を負う可能性のある者。
クロス取引(Cross)
対ドル以外の通貨取引のこと。 ユーロ円など。
経済成長率(Economic Growth Rate)
一国の経済が一定期間のうちにどれだけ活動したかを表す指標。
経常収支<(Current Balance)
国際収支統計上、貿易収支に貿易外収支と移転収支を加えたもの。
決済(Liquidate)
先物建玉を手仕舞うことを示す。買い玉の場合、先物を売り、売り玉の場合、先物を買い戻す(ショート・カバー、ショートをカバーする)ことになる。
権限
英語で、リミット(limit)。外国為替ディーラーやファンド・マネージャーが、自己判断で取引可能な、持ち高(ポジション)。
権利行使(Exercise)
オプションの買い手がその権利を実行すること。 コールの買い手が現行先物の買いポジションを受けたり、プットの買い手が現行先物の売りポジションを受けること。オプションの買い手のみがそのオプションを「権利行使」でき、オプションの売り手は受け身のポジションを持つ。
権利行使価格(Strike price)
オプションの売り方から買い方へと引き渡される時の価格のこと。ストライスプライスともいう。
権利放棄
オプションの買い手が権利行使をせず、権利が消滅すること。
現物(Cash)
売買の2営業日後に決済される取引。
合成ポジション(Synthetic position)
価格固定と利益の可能性を高めることを目的とした先物や先物オプションを組み合わせるヘッジ戦略。例えば、プットオプションを買い、コールポジションを売ることにより先物ポジションの売りに似たポジションを構築出来る。このポジションは合成ショート先物ポジションとして知られ、先物価格が下落すれば利益が出るが、価格が上昇すると追証通知を受けることになる。合成ポジションは裁定の一形式である。
公表レートの適用停止(Rate Suspended)
市場が比較的落ち着いている時は上記の仲値が一日の中で変更されることはほとんど有りませんが、大きく動いた時は適用停止、再公表が行われます。
コミッション・ハウス(Commission house)
先物取引の仲介業務を行う会社
コンファーム(Confirm)
取引を確認、確定すること。または取引確認書類。