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損益の計算方法

 例えばユーロ/米ドルなど、外国通貨同士の通貨ペアの場合の損益計算が苦手な方を見受けます。ここでは、クロス円での損益計算方法、及び外国通貨同士の通貨ペアでの損益計算の方法を説明します。

クロス円での取引の損益計算

クロス円での取引の場合は、(売った値段−買った値段)×通貨量がスポットでの確定損益となります。

例1:ドル/円を、1ドル110円で1万通貨買い、115円で決済した時の損益

(115円−110円)×1万通貨=50,000 円

例2:ポンド/円を210円で1万通貨売り、220円で損切りした時の損益

(210円−220円)×1万通貨=-100,000 円

外国通貨同士の通貨ペアでの損益計算

外国通貨同士の通貨ペアに関しては、 (売った値段−買った値段)×通貨量×円換算が円ベースでの確定損益となります。

例1:ユーロ/ドルを、1ドル116円のときに1ユーロ1.2800ドルで1万通貨買い、1.2850ドルで決済した時の損益

(1.2850−1.2800)×1万通貨=50 ドル
50ドル×116=5,800 円

 これは、1万ユーロを12,800ドルで買い、12,850ドルで売った、ということを意味します。 その結果50ドルの利益が発生し、この利益を円換算すると5,800円になります。

例2:ドル/スイスを、1スイスフラン94円のときに1ドル1.2300スイスフランで1万通貨売り、1.2400スイスフランで決済した時の損益

(1.2300−1.2400)×1万通貨=-100 スイスフラン
-100スイスフラン×94=-9,400 円

 これは、1万ドルを12,300スイスフランで売り、その後12,400スイスフランで買った、ということを意味します。 その結果100スイスフランの損失が発生し、この損失を円換算すると-9,400円になります。

ピップレート

 ピップレートとは、1pip(1tick)動いたときの1万通貨あたりの損益のことです。 例えばドル円では、1pip(0.01円)動いたときの損益は100円ですが、ポンドスイスの場合は、2006年9月7日現在、1pip(0.0001スイスフラン)動いたときの損益は1フラン、つまりは約94.6円となります。
 またユーロポンドの場合は1pips(0.0001ポンド)動いたときには1ポンド(約220円)の損益が発生します。 つまりは、同じ1pipsの動きでもドル円などの2倍の損益が発生する計算になります。 値動きが小さく見えても大きな損益となりますので、気をつけてください。

円転のタイミング

 取引会社によっては、スポットやスワップの損益が外国通貨建てで表記されているところがあります。 また決済しても損益が外国通貨建てで残る会社もあります。 この場合は、取引会社によって決められた方法で円へと両替(円転)する必要があります。
 円転には手数料が発生する場合もありますので、取引会社のサイトなどで確認するのがいいでしょう。

 なお、損益が円で表記されている会社は、決済時に、決済時点のBIDレートで自動的に円転される場合が多いようです。